11日午前、千葉県印西市内の市道で、対向車線側からUターンしてきた普通トラックに対し、後方から進行してきたバイクが追突した。バイクは追突した弾みで転倒し、運転していた21歳の男性が死亡。警察はトラックの運転手を現行犯逮捕している。
千葉県警・印西署によると、事故が起きたのは11日の午前11時50分ごろ。印西市武西付近の市道で、対向車線側からUターンしてきた普通トラックに対し、後ろから進行してきたバイクが追突した。
バイクは追突の弾みで転倒。運転していた21歳の男性は路上に投げ出された際に頭部を強打。近くの病院に収容されたが間もなく死亡した。警察はトラックを運転していた59歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。男性死亡後は容疑を同致死に切り替えて調べを進めている。
現場は片側2車線の直線区間。トラックは対向車線側を進行していたが、中央分離帯の切れ目からUターンを開始。そのまま第1車線に進入したが、前方の駐車車両に気づき、漫然と第2車線へ進んだ結果、後ろから来たバイクが避けられずに突っ込んだとみられる。
調べに対して男は「バイクの存在には衝突した段階になって初めて気づいた」などと話しているという