【GARMIN ForeAthlete 305使ってみた (1)】自分専属トレーナーにもなるフィットネス用GPS

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
【GARMIN ForeAthlete 305使ってみた (1)】自分専属トレーナーにもなるフィットネス用GPS
【GARMIN ForeAthlete 305使ってみた (1)】自分専属トレーナーにもなるフィットネス用GPS 全 8 枚 拡大写真
◆数々の機能で運動量を正確に記録 データに基づいたトレーニングができる

GARMIN ForeAthlete 305はGPSを利用して運動を管理するアイテム。カーナビでおなじみのGPSの電波を受信することによりランナーの位置を測位。それをもとに各種のデータを計測をしてくれる。走った距離の計測などお手のもので、いつでもリアルタイム表示してくれる。

もちろん機能は距離を測るだけではなく、非常に多彩。タイムの計測はもちろん、走っているときのペース、消費カロリーも算出してリアルタイムで表示する。さらに付属のハートレート用トランスミッターを使えば運動中の心拍数までもモニターできる。

そのほかにもGPSならではの便利な機能が数多くあるので、ザッと並べてみよう。

○自動ポーズ機能
信号待ちなどで止まったときにタイマーを一時停止する機能。これにより運動した正味時間を正確に計測できる。

○自動ラップ機能
あらかじめ設定した距離ごとのラップを記録する機能。たとえば5km走るときに1kmごとのタイムを5回計測でき、後でペース配分を確認できる。

○バーチャルトレーナー機能
ディスプレイに伴走者が表示され、ペースメーカーになってくれるというもの。

○ナビゲーション機能
スタート位置を登録しておくことで、万が一道に迷ってもスタート位置の方角と距離を教えてくれる。

このような機能のほか、本機はパソコンとの連携も得意とする。計測したデータは付属のパソコン用ソフトで保存や分析が可能だ。グラフ化などにより運動量を正確に把握することで、より効果的なトレーニングが可能になる。同時に体力アップが目に見える形で分かるので、続けていくためのモチベーション維持にも非常に効果的といえる。


◆小型軽量の腕時計タイプ パソコンでも充電できる

本機は腕時計のように手首に取り付ける形状になっており、大きさも腕時計より少し大きい程度。縦長だが緩いL字形の形状により、腕にフィットするように工夫されている。電源はリチウムイオンバッテリーを内蔵しており、充電して使用する。充電は付属のACアダプターでも可能だが、パソコンにUSB接続すれば自動的に充電されるので便利だ。バッテリー寿命はフル充電で約10時間となっている。

ディスプレイはモノクロで160×100ピクセルと最低限の大きさ。しかし表示するのは主に数字なので不足はない。操作ボタンは両サイドと上面に合計7個あり、操作感もデジタル腕時計に近い。もちろん雨やしたたる汗にも安心なIPX7の防水設計だ。IPX7は30分間の水没にも耐える性能を意味する。

一方、ハートレート用トランスミッターは胸に巻き付けるベルトタイプ。電源スイッチも含め操作ボタンはいっさい無く、装着すれば自動的に作動するようになっている。電源は充電式ではなく、ボタン型電池を使用する。

ハートレート用トランスミッターの装着は調整可能なゴムベルトでの固定となっており、胸の下あたりの素肌に直接装着する必要がある。また、このときセンサー部分を水で濡らしておかなければならない。これはちょっと面倒だが、心拍の測定という機能を考えればやむを得ないところだ。

《山田正昭》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  5. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る