警官4人、交番バイクを無免許運転

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埼玉県警は12日、朝霞署と西入間署に勤務する25 - 28歳の巡査が、交番で使用するバイクを無免許運転していたとして、道路交通法違反で書類送検するとともに、同日付けで戒告の懲戒処分を実施している。

埼玉県警・監察官室によると、4人の巡査は2007年5月から10月までの間、普通自動2輪免許(小型2輪限定)を取得していないにもかかわらず、交番に配置された小型バイクを運転していた疑いがもたれている。

4人は警察学校時代の2006年、民間の自動車教習所に通い、普通自動2輪免許の卒業検定試験に合格していた。しかし、県免許センターで行うことが必要な免許取得の申請を怠り、結果として無免許の状態で運転を繰り返していたという。

監察官室の調べに対して4人は「免許取得申請は行わなくてよいと勘違いしていた」、「日々の仕事に忙殺され、申請するのを忘れていた」などと話しているようだ。このため、警察は4人を道交法違反容疑で書類送検するとともに、戒告の懲戒処分を12日付けで実施した。また上司3人についても監督責任を問い、警務部長注意としている。

《石田真一》

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