ひき逃げ被害者をパトロール中の警官が発見

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16日未明、山梨県上野原町内の県道で、男性がクルマにひき逃げされて死亡する事故が起きた。警察は翌17日に47歳の男を逮捕している。調べに対して男は「何かを踏んだが、道路の段差だと思った」などと供述。人をはねた認識が無かったことを強調しているようだ。

山梨県警・上野原署によると、警察が事故発生を認知したのは16日の午前3時5分ごろ。上野原市上野原付近の県道をパトロールしていた同署員が、路上にうつ伏せの状態で倒れている男性を発見。男性は意識不明のまま近くの病院に収容されたが、間もなく死亡が確認された。

後に死亡したのは現場近くに住む54歳の男性と判明。男性の死因は外傷性ショックとみられ、着衣にはタイヤ痕も残されていたことから、警察では道路を歩いていた際にひき逃げされたと判断した。

警察は死亡ひき逃げ事件として捜査を開始したが、同署に対して「何かを踏んだ気がする」と電話を掛けてきた東京都八王子市内に在住する47歳の男が容疑に関係したものと断定。17日までに自動車運転過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

《石田真一》

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