16日、東京都港区内の都道で、対向車線側へUターンしようとした乗用車と、対向車線を直進していたバイクが衝突した。バイクの男性が死亡。クルマの男の呼気からはアルコール分を検出、警察では男が漫然とUターンを開始したことが事故の主因と推測している。
警視庁・赤坂署によると、事故が起きたのは16日の午前6時20分ごろ。港区赤坂1丁目付近の都道(通称:六本木通り)を走行していた乗用車が対向車線側へUターンしようと進出。直後に対向車線を順走してきたバイクと衝突した。
バイクはクルマに弾き飛ばされるようにして転倒。運転していた46歳の男性は路上に投げ出された際に全身を強打、近くの病院に収容されたが、間もなく死亡している。
クルマを運転していた29歳の男からは、呼気1リットルあたり0.2ミリグラムのアルコール分を検出しており、警察は男を自動車運転過失傷害と道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕。男性死亡後は容疑を同致死に切り替えて調べを進めている。