【F1マレーシアGP】落ち着いたなかにも激しいレース展開

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
【F1マレーシアGP】落ち着いたなかにも激しいレース展開
【F1マレーシアGP】落ち着いたなかにも激しいレース展開 全 7 枚 拡大写真

2008年第2戦マレーシアGP(23日決勝)は開幕戦で苦戦したフェラーリ勢が強さを取り戻し、キミ・ライコネンが今季初優勝を果たした。

予選を制したのはチームメイトのフェリペ・マッサ。ライコネンもフロントロウに並び、フェラーリ2台はスタート直後からサイドbyサイドの白熱バトル。オープニングラップはマッサが抑えきったものの、燃料積載量の多かったライコネンが最初のピットストップで逆転。フェラーリの2台はファステストラップを出し合い、後続を引き離していく。

1-2フィニッシュ確実かと思われたが、30周目にマッサが単独スピン、グラベル上でマシンを止めてしまう。ライコネンは終盤余裕のクルージングで2位のロバート・クビサ(BMWザウバー)に20秒近い差を付けて今季初優勝。

前日の予選3、4位のタイムをマークしていたマクラーレン勢だったが、他車のタイムアタックを妨害したとして5番グリッド降格のペナルティ。8番グリッドからスタートしたヘイキ・コバライネンが3位表彰台に上った。

予選3番グリッドのヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)が4位。ルイス・ハミルトンは途中追い上げを見せたものの、タイヤ交換でのタイムロスが響き、5位に終わった。

ジェンソン・バトン(ホンダ)10位、ルーベンス・バリチェロ(同)13位、アンソニー・デビッドソン(スーパーアグリ)15位、佐藤琢磨(同)16位、中嶋一貴17(ウィリアムズ)位と完走17台。大荒れの展開となったオーストラリアGPとは違う、落ち着いたなかにも激しいレース展開が見られた。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る