本田技研工業(ホンダ)は27日、オートバイ10車種の燃料装置に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2006年10月2日 - 2008年2月8日に製作された、原付3輪オートバイの『ジャイロ』(UP、キャノピー、X)、2輪オートバイの『V-ツインマグナ』、『ホーネット』、『VTR』、『CB400SUPER FOUR』、『CB400SUPER BOLD'OR』、『CB750』、『シャドウ』の、10車種計3万3069台。
負圧式燃料コックの燃料側ダイヤフラムの製造方法が不適切なため、燃料が通気孔から外に漏れるおそれがある。全車両、コックカバー1式または負圧式燃料コック1式を対策品と交換する。
不具合発生件数は3件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。