三菱ふそう、デジタコ内臓の運行管理システムを発売…省エネや安全運転をサポート

自動車 テクノロジー ITS
三菱ふそう、デジタコ内臓の運行管理システムを発売…省エネや安全運転をサポート
三菱ふそう、デジタコ内臓の運行管理システムを発売…省エネや安全運転をサポート 全 1 枚 拡大写真

三菱ふそうトラック・バスは、顧客の「安全運転の促進」「省エネ運転の実現」「運行管理業務の効率化」をサポートする運行管理システム『エコフリート』に、国土交通省認定運行記録計(デジタルタコグラフ)を内蔵した「エコフリートPRO」を設定し、8日から発売開始した。

エコフリートPROは、交通事故発生時の映像記録装置などのオプション機器を装着することで、拡張性の高いオールインワン車載運行管理システムとなっている。

輸送事業を取り巻く環境は、運輸安全マネージメントの強化や改正省エネ法の施行など、運送事業に対する管理責務の強化と環境保全の要請が高まっている。同社はIT技術を駆使し、こうした顧客のニーズに対応していく方針だ。

エコフリートPROは、車両の動きをあらゆる角度で判定し、「走る」「止まる」だけでなく、「曲がる」の要素も加えた先進のシステムにより、省燃費と安全運転を支援する。

「ヒヤリ」や「ハット」した運転を含め、日常運転のすべてを総合的に分析・診断し、その結果を事業所内で共有し把握することで、継続的かつ恒常的な安全への取り組みが図れる。同社独自の先駆的技術である注意力モニターの警報履歴や車間距離の警報履歴が記録でき、安全運転の意識向上にも活用できる。

また、燃費に影響を及ぼす運転操作を数値化して評価するため、効果的な省燃費運転をドライバーへアドバイスできるほか、燃費の改善によりCO2排出量を軽減し、環境保全にも寄与する。

さらに、輸送区間ごとに燃料消費量に応じたCO2排出量が把握できるため、環境報告書などの作成に確かなデータを提供できる。改正省エネ法に対応した定期報告書の作成もサポートする。

このほか、多彩な帳票で輸送の効率化や輸送品質を向上させることで、運行管理業務の経費削減と品質向上が図れ、運行経路や荷主毎の燃料費を集計できるため、各々の収益管理データとして活用できる。

価格は車載器本体が1台当たり19万5800円で解析ソフトが1社ライセンスで45万円。年間販売目標は2000台。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 三菱『デリカD:5』ついにフルモデルチェンジへ! 車名は「D:6」!? 2025年内発表か
  2. 日産『キャシュカイ』改良新型...日本のテイストを取り入れたデザインに[詳細画像]
  3. メルセデスAMG GT 新型登場、高性能ラグジュアリーモデルの魅力とは?[詳細画像]
  4. [VW ゴルフ 50周年]第5世代は自信作、品質と快適性でクラスを超えた?
  5. 初の電動化、6気筒エンジン復活など話題満載!ポルシェ『911』最新世代「6モデル」を一挙スクープ
  6. 総合商社恐るべし!? 伊藤忠がビッグモーター新会社へ社長・幹部ら50人超派遣[新聞ウォッチ]
  7. ポルシェの売上高と営業利益、過去最高を達成 2023年通期決算
  8. 「アルファード」フォロワー続々! 北京モーターショーで見た「衝撃の高級ミニバン」10選
  9. 【マツダ MX-30 ロータリーEV 新型試乗】走行レンジは900km!他のモデルでは叶えられない「面白い選択肢」…河村康彦
  10. 世界最高峰の装甲性能、新型SUV『アーセナル』間もなく発表へ…ティザー
ランキングをもっと見る