【試乗記】日産 GT-R…小沢コージ

試乗記 国産車
【試乗記】日産 GT-R…小沢コージ
【試乗記】日産 GT-R…小沢コージ 全 1 枚 拡大写真

インテリアはメカニカル一辺倒。質感は高いがアウディ的な大人っぽさ、ポルシェ的なシンプルさはなく、ある種、ガキっぽいといいたくなるほどに丸型メーターを多用。それがある種、戦闘機的な印象をもたらす。

走り出しても同様、ギアボックスをリアに置いた世界初のトランスアクスル4WDだからか、エンジンを掛けたとたん後ろからカラカラとノイズを発生。だが、これまたスポーツカーというより「レーシングカーに乗ってます!」的雰囲気を煽る。

しかし、乗るとことのほか冷静。速いことは速いし、豪快は豪快だが、驚くほどスムーズかつ扱いやすい。ターボエンジンは3000rpmぐらいからタコメーターの針の動きが追いつかない! ってほど加速するが、けっして首が折れそうでもないし、コーナリングも凄い横G! ということ以上にあまりに正確に曲がるんでビックリ。

熱いけど冷静、情熱的だけど機械的。科学者が作った兵器とでもいいたくなるモダンなスーパーカーだ。

■5つ星評価
パッケージング:---------
インテリア/居住性:---------
パワーソース:---------
フットワーク・---------
オススメ度:★★★★☆

小沢コージ|バラエティ自動車評論家
横浜市出身。自称、バラエティ自動車ジャーナリスト。某メーカー、二玄社『NAVI』編集部を経てフリーに。現在『ベストカー』『エンジン』『週刊プレイボーイ』『smart』誌など連載多数。愛車はポルシェほか。

《小沢コージ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  4. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  5. メルセデスベンツ、EVで双方向充電を2026年から開始…新型『GLC』が第1弾
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る