日本特殊陶業、通期業績見通しの収益を下方修正 円高ドル安などで

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日本特殊陶業は、2008年3月期の連結決算業績見通しの利益を下方修正した。

売上高は主に欧州、アジア地区で補修用スパークプラグの出荷が予想以上に好調に推移していることから、3410億円から3457億円に上方修正した。

しかし、収益面では米国のサブプライムローン問題に端を発した金融市場の混乱による円高ドル安で輸出採算性が低下、外貨建債権の評価も影響する見通し。加えて棚卸資産の評価に関する会計基準を2008年3月期に早期適用することで、棚卸資産の簿価繰り下げ額が30億円程度発生する見込み。

このため、営業利益を420億円から350億円、軽所利益を441億円から350億円、当期純利益を277億円から220億円にそれぞれ下方修正する。

《レスポンス編集部》

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