5日、長崎県島原市内にある島原鉄道・三会駅で、駐車しようとしていた81歳男性の運転する軽乗用車が暴走、フェンスを突き破り線路に進入した。駐車位置を微調整していた際にアクセルとブレーキを踏み間違えたものとみている。列車の運行が約1時間に渡ってストップした。
長崎県警・島原署によると、事故が起きたのは5日の午前8時50分ごろ。島原市大手原町付近にある島原鉄道・三会駅の駐車場で、駐車場に進入してきた81歳男性の運転する軽乗用車が暴走、前方にある金網フェンスを突き破り、線路上に進入した。
男性にケガはなかったが、クルマは線路を塞ぐ状態となり、撤去作業を行うために島原鉄道線は一部区間で上下各1本の列車が運休。この2本を使う予定だった乗客15人はバスで目的地に向かったという。
警察では過失往来危険容疑で男性から事情を聞いている。