落ちていた塗膜片から車種特定---重傷ひき逃げの容疑者逮捕

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新潟県警は5日、今年3月下旬に新潟県長岡市内の県道で左折車両に追突する事故を起こし、運転していた男性に重傷を追わせながらも逃走していた40歳の女をひき逃げなどの容疑で逮捕した。現場に落ちていた塗膜片から車両を特定。逮捕に結びつけた。

新潟県警・長岡署によると、問題の事故は3月26日の正午ごろ発生した。長岡市楡原付近の県道で、交差点を左折しようとしていた76歳男性の運転する軽トラックに対し、後続のクルマが追突した。

男性は右足などを打撲する重傷を負ったが、追突してきたクルマは現場から逃走。警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。現場から採取した塗膜片や破片などを分析。車種の特定を進めていた。

車種は早期に特定され、長岡市周辺での車当たり捜査を進めていたところ、容疑車両とみられる乗用車が修理に出されていることが判明。破損部位が一致したことから、このクルマを所有する40歳の女を自動車運転過失傷害や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

調べに対し、女は容疑を大筋で認めているという。事故原因は脇見で、左折のために減速した軽トラックの確認に遅れたものとみられる。

《石田真一》

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