脱輪した車が無人で暴走 2人死傷

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8日午前、岡山県久米南町内の町道で、側溝への脱輪事故を起こして立ち往生していた乗用車が突然動き出し、車外で脱輪の状況を確認していた2人をはねた。この事故で1人が死亡。もう1人も重傷を負った。現場は坂になっており、このために動き出したらしい。

岡山県警・美咲署によると、事故が起きたのは8日の午前9時40分ごろ。久米南町山ノ城付近の町道を走行していた67歳男性の運転する乗用車が路外に逸脱。道路左側の側溝に左後輪を脱輪させた状態となり、立ち往生した。

クルマを運転していた男性と、助手席に同乗していた70歳の女性が車外に出て、クルマの後方で脱輪の状態を確認していたところ、クルマが無人で動き出し、2人を次々にはねた。2人は全身を強打。近くの病院に収容されたが、女性は間もなく死亡。男性も胸部骨折などの重傷を負った。

現場は急勾配が続く狭い町道。クルマはサイドブレーキを引かない状態で停車していたとみられ、自重に耐えかねて坂を下りだしたものとみられている。

《石田真一》

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