追跡対象のバイクにパトカーが追突、前方不注意が原因か

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9日午前、福岡県朝倉市内の県道で交通違反を行ったバイクに対し、これを追跡していた福岡県警・朝倉署のパトカーが追突する事故が起きた。バイクは転倒し、運転していた男性が軽傷を負った。パトカー側の前方不注意が原因とみられる。

同署によると、事故が起きたのは9日の午前10時ごろ。朝倉市下渕付近の県道をパトロールしていた同署パトカーが、はみ出し禁止の区間で対向車線に進入して前走車を追い越したバイクを発見。ただちに追跡を開始した。

パトカーはサイレンや赤色灯を使用した状態で追跡。停止を命じたが、バイクはこれを無視して逃走を続けた。しかし、約1.4km先で突然減速。路肩に停止しようとしたが、これに気づくことが遅れたパトカーが追突。バイクは弾みで転倒し、運転していた52歳の男性が打撲などの軽傷を負っている。

警察ではパトカーを運転していた42歳の巡査部長の前方不注意に原因があるとみて、自動車運転過失傷害容疑で事情を聞いている。バイクの男性は「追跡されていることに気がつかなかった」と話しているようだ。

《石田真一》

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