黒崎播磨、ブラジルのマグネジッタ社に資本参加

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黒崎播磨は、ブラジルの大手耐火物メーカーであるMAGNESITA REFRATARIOS(マグネジッタ社)と同社の協定株主との間で、黒崎播磨がマグネジッタ社に第3者割当増資で資本参加し技術供与を継続することで合意した。出資比率は3%。今後、最終的な詰めの協議及び諸手続きを経て最終契約を締結する予定。

黒崎播磨は、粗鋼生産の拡大著しい中国を中心に、欧州、北米など14社の海外子会社や出資会社を展開している。今回のマグネジッタ社への資本参加で、従来の両社の関係を発展させ、関係強化に伴う各種のメリットを享受して両社の企業価値の向上を図る。

今回の資本参加で、黒崎播磨は、新日鐵の持分法適用関連会社であるウジミナス社の拡張投資計画をはじめ、今後南米地区の粗鋼生産拡大に伴う操業用耐火物や建設用耐火物の需要拡大に対応するとともに、北米や欧州市場も視野に入れ、両社の協力による需要家対応力の強化を図る。

耐火物についても原料の安定調達が重要となっているため、原料供給ソースの多様化の観点からも、豊富な耐火物原料鉱山を保有するマグネジッタ社との関係強化により、長期安定購買や鉱山開発計画への協力などを行う。

《レスポンス編集部》

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