【ニューヨークモーターショー08】日産 マキシマ 新型…フラッグシップ

自動車 ニューモデル モーターショー
【ニューヨークモーターショー08】日産 マキシマ 新型…フラッグシップ
【ニューヨークモーターショー08】日産 マキシマ 新型…フラッグシップ 全 6 枚 拡大写真

ニューヨークモーターショーで発表された新型日産『マキシマ』は、一部中東向けにも輸出されるが、基本的にアメリカ専用モデルで、北米日産のフラッグシップセダンとなる。

現行『アルティマ』で初採用された新型「Dプラットフォーム」に、290hpを発揮する3.5リットルV6エンジンと、マニュアルモード付の「Xトロニック」CVTが組み合わされ、駆動方式はFFのみ。歴代のマキシマでも高い評価を受けてきた「4ドアスポーツカー」の要素を最大限に引き出すため「スポーツセダン」を商品コンセプトとした。

新型のフォルムは、先代比で全幅はプラス40mmの1860mmで、全長は約100mm短い4840mmに切り詰められている。全長を詰めたことで、ボディ全体はコンパクト化・軽量化され、その恩恵は走りに活かされている。また外観はコンパクトになったが、居住空間は充分に確保。中でもニールームが現行モデルより広く、セダンとしての居住性も向上している。

エクステリアでは、前後のトレッドを広げたのとは対照的にドア部分の車幅は広げておらず、Cピラーから横方向へ広がるリアフェンダーなど、ボディ全体に抑揚を持たせた「流動体フォルム」と、ブーメランシェイプのヘッドランプとテールランプが特徴だ。

グレードは「S」と「SV」の2グレード展開で、よりスポーティなSVにはパドルシフター、19インチホイール、4脚バケットタイプシートが装備される。ハンドルもこれまでより10mm小径の『Z』と同サイズを採用。運転席のシートはコックピットのようにドライバーを包み込み、パッセンジャーエリアは開放感を高めたインテリアレイアウトだ。オプションでルーフ全面を覆うデュアルパネルムーンルーフも用意された。

《ケニー中嶋》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  4. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  5. 『GRカローラ』『フリード』『ソリオ』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が適合
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る