日本精工、シール付アンギュラ玉軸受を高速・長寿命化

自動車 ニューモデル 新型車
日本精工、シール付アンギュラ玉軸受を高速・長寿命化
日本精工、シール付アンギュラ玉軸受を高速・長寿命化 全 1 枚 拡大写真

日本精工は、工作機械主軸用シール付アンギュラ玉軸受に「長寿命ロバスト幅広シリーズ」を追加、4月から発売すると発表した。

ここ数年、工作機械ではマシニングセンタ主軸における10000 - 15000min-1のスピンドルの増加や、複合旋盤のミル軸の高速化が進んでいる。一方で、市場からは環境改善のため、主軸用軸受の潤滑方式をオイルエア潤滑からグリース潤滑への切替えニーズが強くなっている。

今回、グリース潤滑の高速・長寿命を実現したロバスト幅広タイプのシール付き軸受を開発し、新シリーズとして販売する。

軸受の幅を従来品に対して約1.2倍にして空間容積を拡大し、封入グリースを増量することにより、グリース潤滑寿命を開放型に対して2倍にした。最適なグリース封入量の選定により、低温度上昇を実現した。内外径寸法が従来機種と同じなため、軸、ハウジングは共通の使用が可能で、軸受の間にある間座の長さを調整することにより、取替えが可能。

シール付高精度アンギュラ玉軸受 - 長寿命幅広シリーズ - は、4月から販売を開始し、シール付高精度アンギュラ玉軸受全体として、2010年20億円の売上げを目指す。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱自動車の営業利益81%減、赤字92億円 2025年度上半期決算
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. トヨタ『ハイラックス』新型、11月10日にタイで世界初公開へ
  5. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る