トヨタの若者向けブランド、「サイオン」より発表した箱形クーペのコンセプト。
高いベルトライン、垂直に切り立ったウインドシールド、大きく張り出したフェンダーといった古典的なアメリカンクーペを思わせるスタイリングは、箱型ボディのスポーティな解釈だという。デザインを開発したのはトヨタの東京スタジオだ。サイズは、全長3700mm、全幅1730mm、全高1460、ホイールベース2400mm。
ハコ・クーペは「私たちが検討しているサイオンブランドのコンセプトカーのひとつ」(ホルス副社長)であり、市販化の予定はないが、ショーの反響を見て今後の開発課題とするという。
会場ではホールに入ってすぐ、入場券売り場のフロア横にサイオンの展示ブースがある。つまりお金を払わなくてもサイオンブースだけは見ることができるわけだ。鮮やかなオレンジのボディとも相まって、アピール効果は相当ありそうだ。