停止指示を無視、工事現場に突っ込む 90歳運転乗用車

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15日午前、兵庫県明石市内の市道で、警備員の停止指示を無視して進行した乗用車が工事現場に突っ込み、工事現場内で停車中のトラックに衝突する事故が起きた。乗用車は大破し、運転していた90歳の男性が死亡している。

兵庫県警・明石署によると、事故が起きたのは15日の午前10時30分ごろ。明石市大久保町付近の市道で、工事現場の交通整理を行っていた警備員の停止指示を無視した乗用車が進行。対向車線側で行われていた工事現場手前に止まっていた普通トラックに衝突した。

乗用車は大破。運転していた90歳の男性は近くの病院に収容されたが、頭部を強打したことが原因で間もなく死亡。トラック近くにいた作業員の男性も打撲などの軽傷を負い、病院で手当てを受けている。

現場は片側1車線の直線区間。事故当時は工事に伴う1車線規制が行われており、片側交互通行となっていた。男性の乗用車は停止を指示する警備員に向かって真っ直ぐ突っ込んできたという。現場にブレーキ痕はなく、警察では工事関係者から事情を聞き、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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