停止指示を無視、工事現場に突っ込む 90歳運転乗用車

自動車 社会 社会

15日午前、兵庫県明石市内の市道で、警備員の停止指示を無視して進行した乗用車が工事現場に突っ込み、工事現場内で停車中のトラックに衝突する事故が起きた。乗用車は大破し、運転していた90歳の男性が死亡している。

兵庫県警・明石署によると、事故が起きたのは15日の午前10時30分ごろ。明石市大久保町付近の市道で、工事現場の交通整理を行っていた警備員の停止指示を無視した乗用車が進行。対向車線側で行われていた工事現場手前に止まっていた普通トラックに衝突した。

乗用車は大破。運転していた90歳の男性は近くの病院に収容されたが、頭部を強打したことが原因で間もなく死亡。トラック近くにいた作業員の男性も打撲などの軽傷を負い、病院で手当てを受けている。

現場は片側1車線の直線区間。事故当時は工事に伴う1車線規制が行われており、片側交互通行となっていた。男性の乗用車は停止を指示する警備員に向かって真っ直ぐ突っ込んできたという。現場にブレーキ痕はなく、警察では工事関係者から事情を聞き、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ルノー『クリオ』新型、フランスで受注開始…約350万円から
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. シトロエンの超小型EV『アミ』、初のマットブラック仕様「ダークサイド」登場…約157万円から
  5. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る