【北京モーターショー08】ポルシェ カイエン の新トップオブザレインジ

自動車 ニューモデル モーターショー
【北京モーターショー08】ポルシェ カイエン の新トップオブザレインジ
【北京モーターショー08】ポルシェ カイエン の新トップオブザレインジ 全 6 枚 拡大写真

ポルシェAGは、『カイエン』モデルレンジのトップモデルとなる「カイエンターボS」を北京モーターショー(20 - 28日)で世界初公開した。

カイエンターボSは、カイエンシリーズの中で最もパワフルなモデルで、ツインターボで過給される排気量4.8リットルのV型8気筒エンジンは最高出力550PS、最大トルク750Nmを発生する。

エグゾーストシステムを改良するとともに、エンジン制御を見直したため、最大出力で50PS、最大トルクで50Nm「カイエンターボ」の値を上回り、静止状態から100km/hに到達するまでのタイムが4.8秒へ短縮、最高速は280km/hに達する。

カイエンターボSはマーケットからの要望に応えて開発された。ダイナミックなハンドリング性能を持つ個性的なスポーツSUVは、特に東ヨーロッパとアジアの新興市場で大きな需要が存在するカテゴリーとしている。従来のカイエン・ターボを凌ぐドライビングパフォーマンスを与えると同時に、その燃費をカイエン・ターボと同じレベルに抑えることに成功したとしている。

外観は、ボディカラー同色塗装のホイールアーチに収まる21インチのスポーツプラスホイールと、インベストメント鋳造法を使用した4本出しアルミニウムテールパイプのスポーツエグゾーストシステムがカイエン ターボSであることをアピールする。エアインテークグリルとホイールアーチは、ボディカラー同色塗装で、控えめで上品な色合いの新色「ラバグレーメタリック」がカイエンターボS専用のオプションカラーとして設定する。

カイエンターボSの全モデルには、セルフレベリング機能とライドハイトコントロールやポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム(PASM)を装備しているほか、ポルシェ・ダイナミックシャシー・コントロールシステム(PDCC)やサーボトロニック車速感応式パワーステアリングシステムも標準装備する。

ポルシェ・セラミックコンポジット・ブレーキ(PCCB)も他のスポーツカー同様に、オプション装備として設定する。

カイエンの新たなフラッグシップとなるこのカイエンターボSは、インテリアの標準装備、コンフォートメモリーパッケージ付のフロントスポーツシート、ホールド性の高いリアシート、モデル名を配したアルミニウム製ドアパネル、2種類のデュアルカラーを用意したレザーインテリア(ブラック/ハバナ、ブラック/スチールグレー)、さらにはグリップ感を高めた本革巻きステアリングホイールによって高級感を強調している。

また、合計14個のスピーカーを装備し、5.1chディスクリートサラウンド方式のオーディオ、ビデオDVDの音声を再生できる、出力410WのBOSE サウンドシステムを標準装備する。

カイエンターボSは、2009年モデルとして2008年8月からヨーロッパから順次デリバリーを開始する予定。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  5. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る