19日早朝、石川県金沢市内の市道で、交差点を進行していた軽乗用車と乗用車が出会い頭に衝突する事故が起きた。軽乗用車を運転していた男は酒に酔っており、警察では飲酒運転の現行犯で逮捕された。この男は無免許運転だったが、一度も免許取得経験がなかったという。
石川県警・金沢中署によると、事故が起きたのは19日の午前5時10分ごろ。金沢市白菊町付近の市道で、交差点を進行していた軽乗用車と乗用車が出会い頭に衝突した。
双方のクルマは小破。乗用車に乗っていた50歳と60歳の女性が胸部打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容されている。軽乗用車を運転していた22歳の男からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出しており、警察は道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕している。飲酒運転の事実は大筋で認めているという。
後の調べで、この男は一度も運転免許の取得経験が無かったことが発覚。警察では自動車運転過失傷害や無免許運転の容疑でも調べを進める方針だ。