豊田通商、北海道にアルミ合金溶湯生産会社を設立

自動車 ビジネス 企業動向

豊田通商と豊栄商会は、北海道苫小牧市にアルミ合金溶湯の生産会社「北海道スメルティングテクノロジー」を設立し、2008年12月の稼動を目指すと発表した。

自動車産業の進出が活発化している北海道・苫小牧地区では、自動車メーカーからのアルミ原材料の需要拡大が見込まれることから、その需要に対応するため新会社を設立した。

新会社の資本金は4億250万円で、豊田通商が90%、豊栄商会が10%出資した。従業員数は17人で、年間1万2000トンのアルミ合金溶湯、合金地金を製造する。

豊田通商は、1998年から米国で、2004年からポーランドとインドネシアで、2005年 - 2006年には中国と国内(福岡県京都郡及び愛知県田原市)で、アルミ溶湯生産会社を運営しており、新会社を含めると国内外5カ国13拠点目となる。

豊栄商会は、1987年から愛知県三河地区でアルミ溶湯の生産を開始し、20年以上の実績を持つ。現在、2拠点の生産工場がある。

新会社は、アルミの溶湯供給を需要家の近隣地で行うことで素材供給のコストダウンと環境負荷の低減を図る。

《レスポンス編集部》

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