ベストカー・フォー・マネー

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アメリカのCNNマネー・ドットコムが、コストパフォーマンスに優れた車、価格だけではなく5年間のオーナーシップにかかる費用にもっとも見合った車を、タイプ別に発表した。

『コンシューマーレポート』などが行う品質、安全性を追求したベストカーとはひと味違う、「払った金を無駄と思わないための」車選びを紹介しよう。以下、総コストにはローン金利、ガソリン代、保険料、メンテナンスなどが含まれる。

まず小型車でベストに選ばれたのは『MINIクーパー』。5年間の総コストは2万7000ドル。キュートでクール、しかも運転が楽しい一台。またリセールバリューは驚くほど高く、5年後でも支払額の77%がつく、値打ちある車。

燃費節約型モデルとしてベストに輝いたのはやはりトヨタ『プリウス』。5年間の総コストは2万1000ドル。EPAが定めた新しい燃費計算でも46マイル/ガロンとアメリカ市場でトップ、しかもリセールバリューは5年後でも71%ときわめてリーズナブル。

小型ファミリーカーとして評価が高かったのはトヨタ『アバロン』。5年間の総コストは3万8000ドル。優雅なインテリア、心地よい乗り心地、平均以上の燃費など、総合的なパッケージに優れた一台。また5年後のリセールバリューは54%と中型以上のセダンでは最高。

大型ファミリーカーとしてベスト評価を得たのはシボレー『タホ』。5年間の総コストは5万1000ドル。サイズに対して高い燃費(20マイル/ガロン)と8人乗りのゆったりしたインテリアが評価の理由。大型SUVとしてはリセールバリューも比較的高め。

そして“中年の危機”を救ってくれるベストカーに選ばれたのは、シボレー『コルベット』。5年間の総コストは5万ドル。純粋スポーツカーにして、26マイル/ガロンの燃費。リセールバリューが低かろうが、保険料が高くつこうが、それがどうした! 3分の2の価格でポルシェ『911』並みのパフォーマンスが味わえる一台、退屈な日常から脱却したい人なら絶対これを選ぶべき。

コストと運転の楽しさ、所有する喜びを計算し尽くしたベストカーの選択、経済的な視点から見て納得できるラインナップではないだろうか。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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