ダイハツ、今期純利益8.4%減の320億円を予想

自動車 ビジネス 企業動向
ダイハツ、今期純利益8.4%減の320億円を予想
ダイハツ、今期純利益8.4%減の320億円を予想 全 1 枚 拡大写真

ダイハツ工業が24日発表した2009年3月期の連結業績予想によると、純利益は前期比8.4%減の320億円と、7期ぶりの減益見通しとなった。

国内軽自動車など販売は拡大するものの、為替変動や原材料費の高騰などが収益を圧迫する。ダイハツブランドの世界販売は78万3000台(前期比1.2%増)を計画、売上高は2.8%増の1兆7500億円の見込み。

営業利益は6.4%減の610億円を予想している。原材料費の上昇などに加え、減価償却制度の変更に伴う費用増が40億円発生、減益要因となる。

会見した箕浦輝幸社長は「円高や材料費の高騰など厳しい環境となるが、グローバル事業の拡大や原価低減で、減益は小幅にとどめたい」と語った。

08年3月期はダイハツ車の販売が2%の減少となったものの、車種構成の改善などにより、売上高は4.0%増の1兆7026億円、純利益は0.6%増の349億円と6期連続の増収増益だった。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 「これは欲しくなる!」ランチア『イプシロン』のスポーツグレード登場に日本のファンも注目
  3. マセラティが新型車を世界初公開へ、「トライデント」ロゴ誕生100周年を祝う…グッドウッド2025
  4. 父親への贈り物に“16万針の刺繍”で飾ったロールスロイスを…世界に一台の『ファントム・ダンテル』公開
  5. 新型『キックス』ブラジル発売で浮き彫りになった「日産への期待と本音」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る