スズキの鈴木会長、今年は内容見直しの年

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スズキの鈴木会長、今年は内容見直しの年
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スズキは24日、2009年3月期の業績予想を発表し、売上高横ばい、営業利益が6.3%減の1400億円と見込んだが、鈴木修会長は「今年は内容見直しの年。立ち止まるということではなく、1年かけて内容の充実を図る」と強調した。

スズキは過去5年間、売上高が毎年2000億 - 3000億円も伸びた。それ以前が年平均800億円の伸びだったから、この5年間は文字通り急成長を遂げてきた。鈴木会長も「極端な右肩上がりの状況だった」と振り返る。

今年は円高、原材料高が加速して、経営を取り巻く環境が一段と厳しさを増している。しかも、スズキにとってはインドやハンガリーでの事業がピークを迎えており、「次の一手が問題」(鈴木会長)となっている。

こういうときこそ経営を見直すチャンスだと鈴木会長は考えているわけだ。行け行けドンドンの時は、社内を引き締めようとしてもなかなか難しいことが多い。鈴木会長は「来年からはまた飛躍を迎える」と力強く語っていた。

《山田清志》

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