スズキの鈴木会長、今年は内容見直しの年

自動車 ビジネス 企業動向
スズキの鈴木会長、今年は内容見直しの年
スズキの鈴木会長、今年は内容見直しの年 全 1 枚 拡大写真

スズキは24日、2009年3月期の業績予想を発表し、売上高横ばい、営業利益が6.3%減の1400億円と見込んだが、鈴木修会長は「今年は内容見直しの年。立ち止まるということではなく、1年かけて内容の充実を図る」と強調した。

スズキは過去5年間、売上高が毎年2000億 - 3000億円も伸びた。それ以前が年平均800億円の伸びだったから、この5年間は文字通り急成長を遂げてきた。鈴木会長も「極端な右肩上がりの状況だった」と振り返る。

今年は円高、原材料高が加速して、経営を取り巻く環境が一段と厳しさを増している。しかも、スズキにとってはインドやハンガリーでの事業がピークを迎えており、「次の一手が問題」(鈴木会長)となっている。

こういうときこそ経営を見直すチャンスだと鈴木会長は考えているわけだ。行け行けドンドンの時は、社内を引き締めようとしてもなかなか難しいことが多い。鈴木会長は「来年からはまた飛躍を迎える」と力強く語っていた。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  2. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  3. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタ自動車に生産移管、いなべ工場は商用車専用に
  4. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  5. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る