三菱自動車3月期決算…増収増益 売上高22%増

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三菱自動車3月期決算…増収増益 売上高22%増
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三菱自動車が発表した2008年3月期の連結決算は、当期利益が豪州三菱自動車での車体工場閉鎖に伴う事業改革費用や日本と米国での減損損失処理などを計上しながらも前年度と比べて260億円の増益となる347億円となった。

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売上高は、世界販売台数(小売)が前年同期比10%増加したことに加え、PSAプジョー・シトロエン社向けOEM供給の開始、為替の円安影響などにより、同22%増の2兆6821億円となった。

営業利益は、米国での新車立ち上がりに伴う販売費増や、米国販売金融事業収益の減少などの減益要因があったものの、欧州とアジアその他地域での台数・車種構成の大幅な好転に加え、為替の円安効果、全社的なコスト低減もあり、前年度と比べて2.7倍となる1086億円と過去最高益になった。経常利益も、前年度比約4.6倍の857億円と過去最高益だった。

2006年度に続いて2年連続の黒字となったことで、全利益項目(営業、経常、当期)が前年度比で増益となり、黒字体質が定着したとしている。

《レスポンス編集部》

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