大型観光バス、渋滞に突っ込む

自動車 社会 社会

3日朝、山口県岩国市内の山陽自動車道下り線で、大型観光バスが前走する乗用車に追突。これを発端に車両5台が関係する多重衝突事故に発展した。最初に追突された乗用車が大破炎上。4人が重軽傷を負っている。

山口県警・高速隊によると、事故が起きたのは3日の午前8時20分ごろ。岩国市御庄付近の山陽自動車道下り線で、渋滞のために停車していた34歳男性の運転する乗用車に対し、後ろから進行してきた大型観光バスが追突した。押し出された乗用車は前にいた別の乗用車にも衝突。結果として車両5台が関係する多重衝突に発展した。

最初に追突されたクルマはサンドイッチ状態となって大破炎上。このクルマを含め、被害の大きかった後方2台に乗っていた4人が骨折や打撲などの重軽傷を負っている。警察ではバスを運転していた68歳の男を道路交通法違反(安全義務違反)の現行犯で逮捕。自動車運転過失傷害容疑でも調べを進めている。

現場は片側2車線の直線区間。調べに対して男は「ボーッとしていた」などと供述しており、警察では漫然運転の可能性が高いとみている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ルノー『クリオ』新型、フランスで受注開始…約350万円から
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. シトロエンの超小型EV『アミ』、初のマットブラック仕様「ダークサイド」登場…約157万円から
  5. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る