トヨタ、今期最終利益27.2%減を予想

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタ、今期最終利益27.2%減を予想
トヨタ、今期最終利益27.2%減を予想 全 1 枚 拡大写真

トヨタ自動車は、2009年3月期連結決算で、最終利益が前年同期比27.2%減の1兆2500億円と大幅減益になるとの見通しを発表した。

今期の連結新車販売台数は同1.6%増の906万台と、過去最高を見込むものの、為替変動などで、売上高は同4.9%減の25兆円と減収になる見通し。

損益面でも営業面の努力で1800億円の増益効果を見込むが、為替差損6900億円が発生する見通し。今期の想定為替レートは対ドルが前期よりも14円円安の1ドル=100円、対ユーロが7円円安の1ユーロ=155円に設定したため。

加えて諸経費の増加も1603億円の減益要因となるため、営業利益は同29.5%減の1兆6000億円を見込んでいる。原材料価格の高騰で、原価低減効果が見込めないことも減益となる要素だ。

税金等調整前当期純利益は同30.2%減の1兆7000億円となる見通し。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ゴツすぎる…だが、それでいい!」日産のハイパワーSUV『パトロールNISMO』発表に、日本導入にも期待の声
  2. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  3. 新型ランチア『イプシロンHF』発表、280馬力EVで0-100km/hは加速5.6秒
  4. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  5. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る