トヨタ、右肩上がりの体質を見直し…渡辺社長

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トヨタ、右肩上がりの体質を見直し…渡辺社長
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トヨタ自動車の渡辺捷昭社長は、今期(2009年3月期)業績予想が大幅な減益となった8日の決算発表の席上、「ずっと右肩上がりできた体質を徹底的に見直す絶好のチャンス」と語った。

渡辺社長は為替変動がもたらす収益の低下や原材料コストの大幅な上昇といった環境の変化を「潮目が変わった」と表現。そうした「厳しい環境に対応できるかで、われわれの真価が問われる」と述べた。

今期(2009年3月期)の予想は、9期ぶりの減収減益となったが、これを機に「生産台数世界1」などで緩む可能性もある社内の一層の引き締めを図る考えだ。

渡辺社長は右肩上がりに慣れた体質の見直しを通じて「人を育てることやチーム力の強化につなげたい」と強調した。

《池原照雄》

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