【IRL インディ500】ダニカ、人身事故

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【IRL インディ500】ダニカ、人身事故
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日本で開催されたレースで、史上初の女性のインディカーレース優勝ドライバーとなり、大きな話題をさらったダニカ・パトリックが9日、インディアナポリスモータースピードウェイでインディ500の練習走行中に他の選手のクルーメンバーをはねてしまった。

はねられたのはマリオ・モラエス選手のチーフメカニック、チャック・バックマンさん。病院に搬送されたが1 - 2日で退院するという。バックマンさんは当時の状況について「何も覚えていない。他のクルーメンバーと話していて、突然意識が途切れた」と語っている。

目撃者によると、バックマンさんの体はダニカの車の上に乗り上げ、顔から地面に落ちた、という。ただしバックマンさんがピットレーンを歩いており、ダニカの車の前を横切る形になった、という証言もあり、ダニカに一方的に非があるわけでもなさそう。ダニカ本人も所属するレースチームも、「チャックが無事に回復することを祈る」という以外、現在のところ事故についてはコメントしていない。

ピットは大雨のため練習が中断されるなど、決して良いコンディションではなかった。バックマンさんが所属するチームも、「主催者はピットでの走行スピードリミットをもっと遅く設定すべきだった」と語っている。

一方インディ主催者側は、「ピットは込み合っており気候条件も悪かったので朝のミーティングでピット走行には十分注意するように、と話した」と事故が起きたことを遺憾としている。インディレースとしてダニカに何らかのペナルティを課すかどうかは未定だが、ショックを受けたダニカがレースを辞退する可能性も。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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