プジョー『308』のエクステリアデザインは昨年発売された『207』と共通のテイストに仕上げられているが、207よりもボディサイズが大きいこともあり躍動感のあるスタイリングに仕上がっている。
フロントマスクはネコ科の動物をモチーフとした近年のプジョーデザインを採用。ノーズ先端に大きなプジョーのエンブレムを配しているあたりも207と共通だが、308のほうがボンネットの膨らみやノーズ付近の立体感が強く、ダイナミックな雰囲気を醸し出している。
「日本仕様の308は5ドアHBの「プレミアム」と、レザーシートなどを標準装備した上級グレードの「シエロ」、そして3ドアのスポーティモデルとなる「GTi」の3グレードを設定しますが、それぞれのエクステリアは少しずつ差別化が図られています」
「また、タイヤサイズも16インチ(プレミアム)、17インチ(シエロ)、18インチ(GTi)と3種類用意していますので、見た目の印象もだいぶ変わってくるでしょう。また、プレミアムを除いて電動サンシェード付のパノラミックガラスルーフも標準装備としています。このプジョーらしいスタイリングも、308の大きな魅力ひとつです」(プジョー広報担当)
確かにこの存在感のあるフロントマスクはプジョーならではの魅力がある。先代の307はマイナーチェンジから「ネコ顔」を導入したので、ちょっとアンバランスな感じもあったが、308は美しいデザインにまとめあげている。このスタイリングはプジョーファンにはたまらないはずだ。