『日産GT2012』…成長と信頼

自動車 ビジネス 企業動向
『日産GT2012』…成長と信頼
『日産GT2012』…成長と信頼 全 2 枚 拡大写真

日産自動車のカルロス・ゴーン社長は13日の決算発表の席上、今年度から2012年度まで5か年の中期計画「日産GT2012」を発表した。成長(グロース)の「G」と信頼(トラスト)の「T」をキーワードに「ステークホルダーの信頼とともに、長期的な成長を目指す」(ゴーン社長)という。

計画では3つのコミットメントを掲げた。第1は「品質領域でのリーダー」であり、商品だけでなくサービスやブランド、マネジメントなどあらゆる領域でトップレベルを目指す。

2番目は「ゼロエミッション車でのリーダー」とし、2010年から日米で発売する電気自動車を12年までにイスラエル、デンマークなどグローバルに展開していく方針。さらに3番目として、5年間の売上高を平均5%拡大させることを 掲げた。

「安定した会社なのでより長期的な目標を掲げた」(同)というものの、従来のような世界販売台数や利益目標はコミットしなかった。ゴーン社長は売上高営業利益率8%を「ガイドライン」としていくが、「外部環境によって変動する」と述べた。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの21車種55型式・計64万6376台にリコール…土曜ニュースランキング
  2. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  3. 3人乗り電動バイク「e-NEO」、北海道初上陸...100V電源でも充電可能
  4. 【スズキ バーグマンストリート125EX 試乗】125ccスクーター3兄弟で「最もラグジュアリー」である理由…伊丹孝弘
  5. 新型『DR-Z』が横浜に登場!「スズキ モーターサイクルコレクション2025」桜木町駅前で、“これからのバイク好き”に魅力アピール
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る