自転車で重傷ひき逃げ 送検

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警視庁は9日、自転車で走行中に歩行者と接触する事故を起こし、相手に重傷を負わせながらも逃走したとして、67歳の女を重過失傷害や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で書類送検した。女は容疑を大筋で認めているという。

自転車と歩行者が衝突した結果、重大事故に発展するケースが相次いでいるが、自転車側の認識が甘い(被害を軽視しやすい)ことが多いが、警察では厳しく対処していく方針だ。

警視庁・浅草署によると、問題の事故は今年1月31日の午前11時ごろ発生している。東京都台東区浅草1丁目付近の都道で、84歳の女性が歩道を歩いていたところ、歩道を進行してきた自転車が衝突した。

女性は転倒した際に左大腿骨を骨折する重傷を負ったが、自転車に乗っていた女は現場からそのまま逃走。警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。目撃情報から同区内に在住する67歳の女が容疑に関与したと断定し、任意で事情を聞いていた。

その結果、女は「女性が痛がっているのはわかっていたが、カラオケサークルに遅刻しそうなのでそのまま行った」、「たいしたことはないと思った」などと供述。警察では重過失傷害に当たると判断し、9日までに書類送検した。

《石田真一》

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