対向車線に進出のパトカー、原付バイクと接触

自動車 社会 社会

9日夜、静岡県富士宮市内の県道で、交通違反を行ったクルマを追跡していたパトカーが前走車を追い抜こうと対向車線側に進出した際、対向車線を順走してきた原付バイクと接触する事故が起きた。バイクに乗っていた38歳の男性が軽傷を負っている。

静岡県警・富士宮署によると、事故が起きたのは9日の午後9時15分ごろ。これより約5分前の午後9時10分ごろ、富士宮市内の県道をパトロールしていた同署パトカーが、ウインカーを点灯させることなく右折進入してきた乗用車を発見。ただちに停止するように命じたが、このクルマは前方の赤信号を無視して逃走した。

パトカーは追跡を開始したが、逃走車と同様に右折進入してきたクルマが数台あったため、パトカーはこれらのクルマに「路肩へ寄って進路を譲れ」と指示。直後に対向車線側に進出し、前走車を追い抜こうとしたところ、対向車線を順走してきた38歳男性の運転する原付バイクと接触した。

バイクを運転していた男性は右ひじ打撲の軽傷。違反車は混乱に乗じてそのまま逃走した。警察ではパトカーを運転していた26歳の巡査長から自動車運転過失傷害容疑で事情を聞いている。

現場は片側1車線の直線区間。警察では巡査長の安全確認に怠りがあったものとみている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  3. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  4. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  5. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る