無免許の発覚を恐れ、クルマでパトカーに体当たり

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福岡県警は12日、パトカーに自分のクルマを体当たりさせて職務質問を妨害したとして、19歳の少年を公務執行妨害の現行犯で逮捕した。無免許運転の発覚を恐れて犯行に及んだとみられるが、警察では余罪も追及している。

福岡県警・中央署によると、事件が起きたのは12日の午前1時ごろ。同署パトカーが福岡市中央区鳥飼2丁目付近の市道をパトロールしていたところ、不審な乗用車を発見。このクルマが信号待ちのために停車した際、職務質問しようと署員が接近した。

この直後、クルマは突然バック。パトカーに体当たりしたため、運転していた19歳の少年を公務執行妨害の現行犯で逮捕した。双方のクルマは小破しており、器物損壊容疑でも調べを進めている。

後にこの少年は無免許運転だったことが発覚。調べに対しては「無免許の発覚を恐れた。逃げようとした際に誤って衝突しただけで、パトカーを壊す意思はなかった」と供述しているが、警察では他にも余罪がある可能性が高いとして、少年を厳しく追及している。

《石田真一》

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