NEXCO西日本、NEXCO中日本、JB本四高速の高速道路3社は5月17日から、高速道路のガスステーションでのガソリン等の上限価格の設定を再開した。
3月末でガソリンの暫定税率が撤廃されたことから、高速道路各社は4月12日より上限価格の設定を休止していたが、暫定税率の復活にともない、上限価格の設定を再開した。
5月17日からの上限価格は、日本エネルギー経済研究所石油情報センターが5月14日に公表した「給油所石油製品市況週動向調査」による全国平均価格とし、以後毎週土曜日に改定していく。
5月17日からのガソリン等の上限価格は次の通り。
ハイオク:171円、沖縄は166円
レギュラー:160円、同156円
軽油:139円、同146円
なおこれら3社と同時に上限価格の設定を休止したNEXCO東日本は、休止を続けている。
上限価格制度……高速道路はインターチェンジ以外からの出入が禁じられた閉鎖的空間であり、また給油所間に距離があるため、ユーザーに給油所の選択の余地がない。給油所の営業者が不適当な価格設定でガソリン等を販売しないよう、販売価格の上限を設定している。