日産自動車の中国合弁会社の東風汽車有限公司(東風日産)は、新しい5か年中期経営計画の戦略目標として「信頼される1企業」を掲げた。これを達成するため、環境対策を強化する。
日産と東風グループによって融合された企業文化を創造することで、東風日産は顧客、従業員、サプライヤー、株主などのステークホルダーのニーズを満たす価値のある商品やサービスを提供すると、している。また、環境や社会的ニーズを満たすことにより、信頼される1企業となることを目指す。
この一環として商品やサービスなど、すべての事業領域で、環境に優しい技術を提供する。
同社は2012年までに、乗用車の無段変速機(CVT)の搭載比率を50%に拡大する計画だ。また、液化天然ガス(LNG)などの代替燃料を使用したトラックの市場投入も検討する。