豊田通商は、英国子会社のトヨタ・ツウショウU.K.(TUK)と合弁で英国バーナストン市に「グリーン・メタルズUK」を設立し、2009年初頭から金属スクラップ加工事業を開始すると発表した。
自動車産業が進出している同地区では、自動車メーカー各社の鉄スクラップ加工の需要拡大が見込まれることから、その需要に対応するため新会社を設立した。
豊田通商は、2000年4月に米国ケンタッキー州に工場発生鉄屑の直営リサイル会社グリーンメタルズを設立、物流改善と環境対策を柱としたビジネスモデルを確立した。
この米国での実施例をもとに、積極的にグローバル展開を進めており、現在までに全世界で15工場が稼動している。
今回、新たに合弁直営工場を設立し、鉄屑を中心とした環境配慮型のリサイクル事業を展開する。