出光、機能化学品を値上げへ

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出光興産は、7月1日出荷分から機能化学品の価格を値上げすると発表した。

WTI原油先物価格は1月に1バレル=100ドルを突破して以来、急激な上昇を続けており、連日最高値を更新している。5月21日には1バレル=130ドル台に突入し、5か月間で30%以上上昇した。輸入ナフサ価格は原油価格の上昇に伴って高騰を続け、5月22日には1トン当たり1122ドルと史上最高値となっている。

こうした状況下、今後の国産ナフサ価格は1キロリットル当たり8万円を大きく上回るレベルで推移することが見込まれ、併せて原油高騰に伴う用役費や物流経費が大幅に上昇している。

これら原料・用役費・物流経費のコストアップに対して同社ではコストダウンに取り組んでいるものの、今回の急激かつ大幅なコストアップは自社努力の限界を超えたもので、価格に転嫁する。

今回ナフサ高騰分に加え、用役費・物流経費のコストアップ分について改定する。今後のナフサ価格の変動など、大幅な環境変化が発生した場合には、改定幅を再検討するとしている。

《レスポンス編集部》

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