日産、シートベルトの新装備を順次採用へ…6月1日から後席も着用義務化

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日産、シートベルトの新装備を順次採用へ…6月1日から後席も着用義務化
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日産自動車は、シートベルトの着用を促進することを目的に、「低フリクションシートベルト」と「後席シートベルト自立バックル」を、6月発売の新型『ティアナ』以降、今後発売する新型車(日本向け車、一部車種を除く)に順次セットで採用すると発表した。

低フリクションシートベルトは、シートベルトの着用を促進するため、引き出し易く、着用時の快適性を向上させたシートベルト。ウェビング(シートベルトの帯部分)の織り方を正則織から変化杉綾織に変え、ウェビングを柔らかく、曲がりやすくすることで、シートベルト引き出し時の抵抗で約10%低減、着用時の圧迫感で約20%の低減を実現した。

後席シートベルト自立バックルは、
後席シートベルトの着用促進を目的に、差込口の位置が分かり易く、装着しやすいよう、自立させたシートベルトバックル。

今後採用を拡大する「低フリクションシートベルト」と「後席シートベルト自立バックル」は、シートベルトの着用を促進する取り組みの一環とし、現行モデルについても、マイナーチェンジ等のタイミングを捉えながら順次採用を進め、3年以内を目処にほぼ全車に採用を拡大するとしている。

警察庁の発表によると6月1日から、改正道路交通法により後部座席のシートベルト着用が義務化されることになった。当面高速道路での違反についてのみ行政処分の基礎点数1点が付されるとのこと。

また、警察庁交通局報告書「シートベルト着用状況について」によると、実際に発生している交通事故の分析から、シートベルトを着用している場合、着用していない場合に比較して、死亡・重傷者数が前席で約1/6、後席で約1/3に減少することがわかっている。

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