いすゞ自動車は29日、普通トラック『フォワード』、『エルフ』、乗合バスの『エルガミオ』および『エルガ』のほか、OEM供給している日産『アトラス』、日産ディーゼル『コンドル』、マツダ『タイタン』および乗合バスの日野『レインボーII』、計8車種の燃料噴射装置に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2006年6月14日 - 2007年3月28日に製作された8車種203型式の計3万9522台。
燃料噴射装置の燃料供給ポンプ(サプライポンプ)に接続するパイプのナット締結力が不足しているため、パイプ締結部から燃料が漏れるおそれがある。
全車両、パイプ締結ナットを増し締めするほか、燃料漏れがある場合は燃料供給ポンプを新品と交換する。
不具合発生件数は69件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。