ピー・エー・ジー・インポートは29日、ランドローバー「レンジローバー」の動力伝達装置に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2002年6月28日 - 2005年5月17日に輸入された2040台。
フロントディファレンシャルの取付角度が不定切なため、フロントプロペラシャフトとの接続部が早期に摩耗するものがあり、走行不能になるおそれがある。
全車両、フロントディファレンシャルの接続部とフロントプロペラシャフトを対策品と交換する。
不具合発生件数は3件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。
2005年にリコールした案件だが、対策が不十分だったため、内容・範囲を見直して再度対策を行うものだ。