三菱自動車は、自動車リサイクル法に基づく2007年度の自動車シュレッダーダスト(ASR)、エアバッグ類、フロン類の特定3品目の再資源化などの実施状況を公表した。
2007年度の実施状況の概要によると、ASRの引き取り台数は34万2598台分、重量で5万5806トン。このうち、3万8421トンを再資源化した結果、再資源化率は、68.8%となり、2010年度の法定基準値の50%を達成した。
エアバッグ類は7万2195台分、14万3773個を引き取り、再資源化率は94.1%で、法定基準値の85%を達成した。フロン類の引き取り量は25万149台分、7万5409kgとなり、適正に処理した。
これら特定3品目の再資源化などに要した費用総額は、25億2919万7177円で、資金管理法人から払い渡しを受けた預託金総額は、25億1511万4067円だった。全体収支は、1408万3110円の赤字となった。