マツダは、自動車リサイクル法に基づいて使用済み自動車のシュレッダーダスト(ASR)、エアバッグ類、フロン類の3品目について、2007年度の再資源化などの実績を公表した。
2007年度はASR引取りが20万台、重量で3万4000トンで、このうち2万4000トンを再資源化した。ASRの再資源化率は69%だった。
さらにエアバッグ類は、6万5000台、11万3000個を引取り、回収処理または車上作動により再資源化を行なった。エアバッグ類の再資源化率は94%と、法定基準85%を上回った。フロン類についても適正に処理を行った。
特定3品目の再資源化などに要した費用の総額は、15億5222万円で、資金管理法人から払渡しを受けた預託金の総額は、15億3513万円だった。全体収支は1709万円の赤字となった。