スズキは、自動車リサイクル法に基づいて2007年度の自動車シュレッダーダスト(ASR)、エアバッグ類、フロン類の再資源化などの実績を公表した。
スズキは、エアバッグ類、フロン類については、中間法人自動車再資源化協力機構、ASRについては、自動車破砕残さリサイクル促進チーム「ART」に処理を委託し、特定再資源化物品のリサイクルを実施している。
2007年度のASRの引取量は3万8752トン、取り扱った使用済自動車は35万7139台だった。再資源化率は実績値69.9%で、2005年度-2009年度の法定基準値である30%を上回った。
エアバッグ類の引取総個数は8万992個、引き取ったエアバッグ類にかかわる使用済自動車は2万8160台だった。再資源化率は実績値94%で、法定基準値の85%を上回った。フロン類の回収量は7万2356kg、取り扱った使用済自動車は24万6372台だった。
2007年度の再資源化等に要した費用の総額は18億7136万円、資金管理法人から払い渡しを受けた預託金は18億5832万円で、全体収支は1303万円の赤字だった。