超大型鉱石専用船が竣工 30万重量トン

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超大型鉱石専用船が竣工 30万重量トン
超大型鉱石専用船が竣工 30万重量トン 全 1 枚 拡大写真

川崎汽船は30日、ユニバーサル造船有明事業所で同日、川崎汽船100%出資子会社向け30万重量トン型鉱石船「GRANDE PROGRESSO」が竣工したと発表した。

この船は、JFEスチール向けの、ブラジル積みVillanueva(フィリピン)揚げの超大型鉱石専用船の第1船。

また「鉄鉱石輸送に最も適した大型船」を目標に開発し、Villanuevaの大水深を最大限に活用できる船型であるとともに、最大級の鉄鉱石積出地であるブラジルの大水深ターミナルを主眼に置きながらも、西オーストラリアの主要港湾にも入港できるという汎用性を持たせた画期的な30万重量トン型鉱石船、通称「ユニマックス・オア」の第1船。

多様な積付けへの対応も容易に出来るように、船体に充分な強度をもたせるとともに、効率的な荷役を可能とするため、各カーゴホールドに対して各々ワンパネルの世界最大のハッチカバーを装備した。また、ユニバーサル造船で開発した低燃費用付加物を装備することで、従来の大型鉱石船に比べ、格段に優れた推進性能と燃費を実現したとしている。

同社では、今後も世界の鉄鉱石需要増大に起因する海上輸送量の拡大を予想、多様化する鉄鋼原料輸送ニーズに柔軟かつ積極的に対応する方針だ。

《レスポンス編集部》

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