ソリッドグループ、取締役や従業員に新株予約権を有償で発行へ

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ソリッドグループホールディングスは、同社の取締役、監査役、従業員と子会社の従業員に対して新株予約権を有償で発行すると発表した。

新株予約権は8500個(850万株)を募集する。払込金額は1個につき440円で、払込金額の総額は374万円。行使価格は1株につき44円で、行使時の払込総額は3億7400万円となる。

同社の展開する中古車買取・販売事業は、人的ノウハウへの依存度が高く、高度な流通管理システムに対応する人材を長期間かけて教育する必要があるものの、度重なる社名変更や親会社異動による経営環境の変化などで、優秀な人材が流出、業績にも影響している。これまで、インセンティブ型報酬の断続的な見直しや無償ストックオプションの発行により優秀な人材の確保を図ってきたものの、同社の株価が低迷していることもあって現状では、期待された効果を得られていない。

今回の新株予約権は、中長期的な業績及び企業価値の向上のため、取締役3人、監査役3人、従業員601人及び子会社従業員33人に対して発行する予定。これにより業績向上に対する意欲や士気が向上し、株式価値向上を意識した経営の推進が図られるとともに、優秀な人材の流出を防止するインセンティブとなることを期待するとしている。

また、副次的に、大型販売店出店費用、コールセンターシステム導入費用、運転資金への充当といった資金調達となることも企図しているが、予定された応募数に満たなかった場合は、資金調達については達成できないことになる。この場合、大型販売店出店やコールセンターシステム導入については再検討する。

《レスポンス編集部》

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