国土交通省は6日、「地域のニーズに応じたバス・タクシーに係るバリアフリー車両の開発」検討会を設置し、初会合を開く。
本格的な高齢化社会を迎え、高齢者・障害者等の円滑な移動手段としてバス・タクシーの重要性が高まっているなかで、低コストで乗降および立着席しやすいなどの高齢者・障害者に優しい車両の開発・普及が求められている。
国交省では、初年度の今年度、望ましいバリアフリー車両のイメージを検討し、来年度以降試作車の製作や評価も視野に入れ、開発を促進していきたい考え。
検討会には、学識経験者、福祉関係団体、タクシー・バス両業界団体および企業のほか、日本自動車工業会、日本自動車車体工業会、トヨタ自動車の担当者も参画する。