双日、南アフリカでスズキのディーラーを設立

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双日は、南アフリカ共和国にスズキ四輪車を取り扱うディーラーを設立、アフリカ最大の市場で四輪車販売に参入すると発表した。

現地の中堅ディーラーであるアブソルート・モーター・ディーラーシップ社と合弁でスズキ四輪車の販売会社「双日アブソルート・オート社」をヨハネスブルクに設立する。資本金は500万ランド(約6800万円)で、双日が51%出資する。

スズキが南アで6月から四輪車販売を開始するのに合わせて、双日は、ヨハネスブルク中心地のサントン地区に1号店を開業する。また、スズキが日本から輸出する四輪車の物流も携わる。

双日アブソルート・オート社は、スズキの旗艦店として、当面『スイフト』、『SX4』、『ジムニー』、『グランドビターラ』の4車種を取り扱う。

双日アブソルート・オート社は、2009年末までに、1号店の隣接地にスズキのブランド戦略に基づいた店舗を新設して移転する計画。今後、サントン地区以外での店舗展開も視野に入れており、2011年には南アで年間1000台の四輪車販売を目指す。

双日は、アフリカを重点市場として位置づけている。中でも天然資源が豊富な南アは、経済成長に伴って自動車の需要が増加している。

現在の自動車販売台数は年間約70万台だが、2010年にサッカーのワールドカップ開催も予定されており、自動車需要はさらに拡大する見通し。

双日は、アジアや中近東、アフリカでスズキの四輪車・二輪車の輸出、製造、販売などを展開してきたが、今後さらなる市場拡大が期待できる南アフリカでも取り組みを強化する。

《レスポンス編集部》

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