逆走 4台の多重衝突、5人死傷

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2日未明、熊本県菊池市内の国道325号を逆走していた乗用車と、順走していた軽乗用車が正面衝突。後続車2台も巻き込まれ、4台が関係する多重衝突に発展した。この事故で双方の運転者が死亡、後続車の3人も軽傷を負っている。

熊本県警・菊池署によると、事故が起きたのは2日の午前0時40分ごろ。菊池市旭志川辺付近の国道325号を逆走していた50歳男性の運転する乗用車と、順走していた18歳女性の運転する軽乗用車が正面衝突。軽乗用車の後続車2台も避けきれずに追突し、結果として車両4台が関係する多重衝突に発展した。

正面衝突した車は大破し、逆走側の運転者が胸部強打で間もなく死亡、順走側の運転者は近くの病院に収容されたが、出血性ショックなどが原因で約4時間後に死亡した。また、後続車に乗っていた男女3人も打撲などの軽傷を負っている。

現場は見通しの良い片側2車線の直線区間で、中央分離帯も設置されている。逆走車は事故現場から約1km離れた場所にある道の駅から反対車線に進入したものとみられている。また、このクルマを運転していた男性は違反累積によって2007年10月に免許取消処分を受けており、無免許運転だったという。

《石田真一》

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